ALFA MODEL
中島 四式戦闘機 疾風 お化粧直し


思いつき
最近は飛行場の持っていくのは零戦のみで疾風はお留守番ばかり・・・ フライトを終えて帰宅しふと疾風が目に入った。疾風は零戦とは違いカットビ仕様(自分の腕前では)なので天候や気分によって留守の役目が多い・・・ これはこれで良い飛びをするし実機自体も大東亜決戦機と謳われるくらいのものだし、この扱いはあんまりなのではないのか?と急に思いたちました。

アルファの疾風は充分なスケールなのですが、FSKの機体に比べるやや実機と少し似てない印象を受ける時があります。RCとはそれで良いものかも知れませんがスケールアップでMORE愛着を!って事が私のスタンスなのでちょっといじくる事にしました。


お化粧直し計画


中がスカスカに見えてハッキリとダミーに見えます。

実機の資料を眺めてからアルファ疾風を見ていつも何か違う?とよく思ってたのですが、単純に顔(カウル前部)が違うのです。あとは問題を感じません。とにかく顔が違う。

@カウルの開口部が大きすぎて中のエンジン(ダミーですが)がスカスカに見えてしまっている
A中に納まっているハ45が慌てて作製したのと@の開口部の関係で見えすぎるのでがいかにも作り物っぽく見えてしまう。作製した頃は「こんな感じか」と思ってましたがだんだん不満足になってきました。

ってなわけでカウル前部の修正とハ45をリメイクします。毎度の事、飛びにはいっさい関係のない改善(改悪)です。


なんかしっくりこない・・・

実機はこんな感じ!
大日本絵画 エアロディティール24 疾風より引用

カウル修正

左画像はエンジンカウル前部を裏から見たところです。現在まで数度の軟着陸を経て割れてしまっているので1mmバルサをパッチして補強し黒に塗装してあります。

今回は開口部を小さくするためその内径にそって1mmスチレンを円弧に沿わせて接着します。

白い部分が今回追加したノリしろのスチレンです

内径にスチレンを沿わせて接着したのは前部にスチレンを接着するためのノシしろがなかったからです。
ノシしろができたところで4mmスチレンを接着しおおまかにカッターで切り出してからペーパーがけして形を整えます。

画像はカッターでおおまかに形を切り出した状態

前部にスチレンで厚みがました分上部インテークが後方に下がってみえるのでインテーク両壁面を前部まで延長。あとは塗装してカウルに関してはこれにて終了。


改修前

改修後

ハ45Ver. 2.0

画像は今までのハ45、とりあえずダミーなのでついてるだけで良い品物(無い方が良いとの意見も・・・)なのですが何だか気にいらなくなりました。シリンダーが細い?サッパリしている?支持棒がクネクネ曲がっている・・・
とにかくもう一度作ってみる
4mmスチレンをシリンダーの見える数分の9個切り出します。
今回はもちっと大きくやや台形にしてみた。シリンダー上部の雰囲気を持たせるためシリンダーのベースに長方形にカットした4mmスチレンを追加接着。
できたシリンダーに0.6mmハンダを10周グルグルと巻きます。
あまっていたリンケージワイヤーを適度にカットして差込んで支持棒にしてみます。以前のはハンダなのでクネクネしてましたがこれでカッチリして見える

下画像の各々左が新 右が旧です
円形にカットしたプラバンにシリンダーを配列して接着。スプレーのシルバーを拭き乾燥したところで汚しようのシャバシャバ黒を塗りたくったら完成。まぁ、再現力の技術力不足はいかんともしがたいがこんなとこか!実機はもっと前面に補器類があるんだけど・・・とりあえず以前のよりはマシだろう

改修完了

とにかくできあがったハ45とカウルを装着してペラも装備して眺めてみる・・・ ちっとはマシになったかな?
画像はフラッシュの関係であまり変化ないようにも見えますが・・・肉眼でみるとマシになった。贔屓目に見てそう思う。精悍になったように・・・
この機体これまで色々と修理した事もあり、今回の余計な改修も含めて全備重量は555gです。完成して3ヶ月の間に25g重くなりました。

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