FreeWing Model
グラマンF6F HellCat 作製記3


ダメージ箇所2009/02/27
2009/02/15の初FLTにおいてノーコン気味になりわずか30秒あまりで墜落大破してしまいました。
当初は修理が難しいと判断したのですが改めて各部を見てみると何とかなりそう・・・それにこのまま廃棄はもったいないと思ったのでなおす事にしました。
まずはダメージチェックです。

エンジンカウル破損に防火壁脱落、ダブルワスプ破損
左主翼が中央で破断。
主翼に関しては元のキットからして何の補強もなく強度に不安があったのですが、今はさらに真っ二つ。
修理してなおかつ強度も上げておかないとね。
ラダーのヒンジが切れてしまっています。
まぁ、ココは簡単だな。
さすがは人命重視のアメリカ機。
操縦席は何ともなくパイロットは無傷です。

主翼修理2009/02/27
この手の発泡素材の機体を修理するのはGWS零戦以来だな〜。
さてどうしたものか?
いつものスチレンのようにパキンとキレイに割れず縮んだり膨らんだり。
とにかくそのままエポでしっかり接着。接着面が細かく粉砕してはいなかったので案外簡単に元の形になりそうです。
この機体は元から主翼に骨もなにもなく強度に不安がありました。
この際、主翼の強度を上げておきます。
オレンジの線にそってカッターで切れ目をいれてその中に幅5mm厚さ1mmのカーボン板を縦に挿入します。
主翼の途中から上反角がついているので切り込みは以外に深くなりました。
カーボン板を挿入してから瞬間接着剤でしっかり固定。
主脚のカバーを新造して接着。
とりあえずは以前よりも主翼に剛性がでました。

機首修理2009/02/28
外れてしまった防火壁とバラバラになったダブルワスプ。
幸い防火壁自体は割れもないしダブルワスプもパーツは揃っていました。
バラバラになっていたダブルワスプを組みなおして再塗装。
防火壁をエポでしっかり固定し四隅をネジで固定。
ダブルワスプの下側にガイドと空気取り入れ口のフィンを接着。
新造したエンジンカウルを取り付けて機首完了

受信機交換2009/02/28
キットに付属していた受信機。
中国製・・・信頼性・・・に???が浮かびます。
今回の墜落はノーコン気味、もしかして原因はコレではないのかも?気にかかるのでコレが疑わしく思ってしまうのかも?
とにかく疑念を払拭するためにコレを使用するのはやめます。
Edo F-15に積んでいたFUTABA製 R156Fに交換しました。

ラダー修理2009/03/01
一旦、ラダーの舵面を切り離しテトラのヒンジを挿入。
ラダー舵面も挿入し瞬間で固定。

修理完了2009/03/01
修理部分を再塗装して修理完了!
重量は25g増えて781g。

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