FreeWing Model
グラマンF6F HellCat 再配備


損傷状態2010/03/28
2010/03/22のFLTにて操縦不能に陥り木に向かって墜落したF6F。
木にひっかかったので地面への激しい墜落は免れたものの各部ボロボロ「これはもうダメだな〜」と思って一週間そのまま放置中・・・。
さて、解体すっか!っと手にとってまじまじと眺めてみます。
左主翼はエルロン脱落に枝のあたった個所に凹み。
機銃部、銃身は折れて設置個所は潰れております。
右主翼は翼端がちぎれております。
こちらも枝があたった個所は凹んでおります。
垂直尾翼は折れ、エレベータは抜けてますな〜・・・。
胴体バックリ・・・。
下から見ても胴体バックリ・・・なんだけど・・・意外に軽傷と言えるような・・・。
木にひっかかったのが幸いと言うのか普段激しく損傷する機首防火壁周りが無傷。
機体からちぎれたパーツ・・・。
幸い揃ってます!
何気に見てたら再生できそうな感じであります!墜落した当初はもうダメなもんだと思いこんでいましたが・・・時間が立って落ち着いた状態で見ていると行けそう!と感じたのであります!ってわけで廃棄から一転の心変わりで再生復活をさせます。

胴体修復 2010/03/28
修理するとなればはりきってまいりましょう!
まずは張ってあったステッカーをバリバリと剥がしました。
F6Fはやや大柄だし、このままでは作業がやりにくいので一旦胴体から主翼と尾翼部を分割しました。
胴体の繋がっていた部分をカッターで切り離し、作業がやりやすくなったところでエポを塗り塗り。
しっかりと接着中。

主翼修復 2010/03/30〜04/02
主翼の凹みは深く抉れてしまっていたので、この際大きく切り取りました。
切り込んだ個所に合わせてカットした発泡スチロールをエポで接着。
エポが硬化したところでおおまかな形状をカッターで整え、サンドペーパーで表面をシャカシャカと成形・・・ただ、埋め込んだ元が梱包用の低発泡素材なものだから少し力むとポロポロとこぼれます。
これがあるから修理するのは大変で無理と判断したんだったな〜っと思い出す。
う〜む、これは後で考えよう。
表面処理から逃避してエルロン再生。
このキットは実機とは大きく違う舵面積、おまけに簡易なテープヒンジでした。
どうせ手をかけるんだから実機に合わせた形にしてみよう。
本来の位置に目印のマスキングテープを貼りました。
カットしました。これで後には戻れない。
左が主翼に接着、右がエルロンになります。
主翼にエポで接着。
エルロンにヒンジを差し込み瞬間で接着。
エルロンヒンジを瞬間で主翼に接着。
F6Fの場合は羽布張りって言うんでしょうか?確か金属製だったような気もしますが・・・とにかくエルロンにあったモールドに合わせてアルミテープを貼りました。
エルロンのサイズを変更した事によりサーボの搭載位置が翼端へ移動となります。
カッターとリューターを使用してエルロンサーボを埋め込む個所に窪みを作りました。
エルロン用サーボを埋め込んでエポ接着。
サーボ配線の取り回しのため一旦主脚を取り外しました。
配線も長くなるので延長し、コードを埋め込む溝を掘って埋め込みんでエポで接着。
何かあってももう取り外せませんがキット付属の安サーボなので何かあってもそれまでと思います。
元のサーボがあった窪みに発泡スチロールを埋め込んで接着。
取り外した主脚を再接着しました。
さて、ほったらかしにした発泡埋め込み個所ですがエポマイクロバルーンを薄く塗布してペーパーで表面をならしてこれで良しって事にしました。
胴体と分割した事による剛性低下を補う効果があるかと思い、主翼を繋ぐ胴体中央に3mmバルサをエポで接着しました。

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