FRYING STYRO KIT
三菱零式艦上戦闘機 五二型 左主翼破損修理


事故調査委員会報告書
2007/11/17の戦闘が終了し帰還。着陸の際にセイタカアワダチソウの茎に左主翼の前縁が接触し中破。
左主翼の上面に裂傷。下面に抉れキズができる。現時点で77FLT、せめて100FLTまで生きながらえてほしい。

主翼上面の破損はさして目立ちません。前縁が少しへこみそこから日の丸中央まで割れています。
下面が重症!スチレン製の機体ダメージでは一番痛い壊れ方。抉り削られて構造材がなくなっています。。
下面の翼端の部分が開くようになっていたので作業がやりやすいよう一旦取り外します。
上面の割れた箇所の裏面にカーボンを貼り付け瞬間接着剤を流し込み。
下面は隙間ができてるのでつなぐためのパーツを作製。1mmスチレンにカーボンを貼り付けた物です。
作製したパーツを主翼に差し込みます。
主翼下面に瞬間で接着。
先の接着が完了したら瞬間を塗布し取り外してあった翼端を接着。
へこんでいるスキマに1mmスチレンを貼りました。
30分硬化のエポキシとマイクロバルーンを混ぜてパテを作ります。
パテをスキマに塗りこみます。固まったらペーパーがけをして段差をなくします。
塗装して完了。
さて、ココで問題発生! スピナーと機体尾部に手を添えて機体を持つと左に90度傾いてしまいます。修理して片方に重量が増えたから当然なんだけど。
このままで飛行特性はどうなのか?それとも重量増になったとしても右に錘を入れて均等を図った方がいいのかな?
迷ったあげく右主翼の翼端を開いてバラスト(10円玉 5g)を入れて均等にする事にしました。これで全備重量は10g増えて520gとなりました。
とにかく、まだいける!めざせ100FLTでアリマス。

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