FLYING STYRO KIT
零式艦上戦闘機五二型 甲・乙・丙 作製記


2008/04/07
零戦五二型 8203號・・・昨年末から新年にかけてディティールにギミック追加と作製している間に楽しくなってしまいついつい重量増加となり全備560gなり。
完成した時は何も思わなかったのですが最近になりゼロ戦本来の軽戦思想にやや趣向が変わってしまいその一環として零戦五二型8316號が就役しまたこの機体が滑走離陸する事が可能な飛行場を見つけていない事もあって部屋の隅でほったらかしになってます。
私の元に来た歴代FSK零戦と比べこの境遇はあまりに不憫に思えてきました・・・。
零戦8203號、もうちょっと特徴をつけて「More愛着」を図ります。
現在就役している8316號より全備重量は90g重い・・・となれば飛行特性も当然違うだろうな〜・・・同じ型式の機体なのに重量が違い、飛びが違うのは不自然な感じ。
モーター出力は同じ、機体は重い・・・って事は五二型の丙にして違う性格の機体にすれば解決だな・・・と思い立ち。
だから丙型に変更します。
この機体に関しては慌てて作業をする必要もないので甲・乙・丙と順番を追って改修し実機での改修ポイントも併記していきたいと思います。

五二型甲  参考文献:グリーンアロー出版社 零戦

変更点2008/04/07
外見上の変更点が改修ポイントです。
主翼にある20mm機銃の銃身根元にフェアリングが装着されています。
20mm機銃がドラム給弾式からベルト給弾式に変更されたため主翼下面の大きなバルジがなくなりました。
プロペラスピンナーの大型化。増槽の懸架が変更されております。
スピンナーの大きさは気にならない程ですし増槽ははなっから付けていないのでこの点の改修はパスします。

20mm機銃 フェアリング追加2008/04/09
20mm機銃フェアリングのパーツはキットに付属しています。
黄色いコブが二つ。やや丸みがあるのがピリっとしませんがせっかくあるのだからこのまま使います。
パーツを切り出してから主翼に接着する面を前縁のカーブにあわせて削った後、銃身が通るよう穴を開けます。
銃身を通してから瞬間で接着・・・コレだけです。
なんちゃってウェザリングをした銃身にそのまま接着したのでとってもチグハグな色彩をしております。

主翼下面2008/04/11
主翼下面の大きい方のバルジを取ってしまいます。
実機では小さいバルジもやや位置が違うようですが・・・こだわってばかりだと進まないので目をつぶります。
とにかく大バルジだけ何とか。
モールドに沿ってバルジを切り取ってから主翼内面に1mmバルサで裏打ち。
2mmスチレンを切り取った位置に合わせて二枚重ねて貼りました。
接着後スジを追加。

零式艦上戦闘機五二型甲2008/04/11
とにかく改修の第一段階、零式艦上戦闘機五二型甲となりました。

実機の零戦五二型から五二型甲への主な変更点は
主翼に関しては20mm機銃の銃身にフェアリング追加、100発ドラム給弾式から125発ベルト給弾式へ変更、それにともない主翼下面のバルジがなくなり下面モールドの若干変更。
外板を0.2mm厚くし急降下制限速度を667Kmから740Kmにアップ。

ほか、プロペラスピンナーの大型化に増槽懸架装置変更などです。

   NEXT   CLOSE