第二次雷電作製計画
フルスクラッチ
三菱 十四試局地戦闘機 試製雷電
十四試局地戦闘機 試製雷電 機体データ
製造工場  MAS工房
諸  元  全長:745mm 全幅:825mm 全備重量:487g
 翼面積:11.0du 翼面荷重:44.27
g
 最大電流:NO DATA 最大電力:NO DATA
発 動 機  Model Mortors AXI 2212/26SilverLine
速度制御  JETI ECO 30スピードコントローラー
燃  料  FlightPower EVO20 1200mAh 3s1p 11.1V Li-Po
プロペラ  FSK 9×8 4ブレード
操舵制御  スピコン・エルロン・エレベーター 3CH
配備期間  2008/08/31
出撃回数  1FLT
最  期  試験飛行において墜落大破
仕  様  スピコン・エルロン・エレベーター 3CH
搭乗員 MAS の思い入れインプレ
第二次雷電作製計画において記念の壱号機!
製造および飛行の実験機として作製したのでディティールを割り切った軽量仕様。
2008/08/31の試験飛行にて実機通りの舵面積で作製した事が災いし機敏な動作がいっさい不可能な事が判明。まるで旅客機のような機動しかできない戦闘機っていったい・・・。
ただ、水平安定飛行はできたので主尾翼のバランスは問題なさそう。
せめて縦の機動をチェックしようと上昇から急降下を試した所ほぼ操舵不能のまま地面へ墜落大破となりました。
大日本帝国海軍 局地戦闘機雷電二一型(J2M3) 実機データ
製   造  三菱重工業 プロペラ  VDM定速4翅
全   長  9.70m エンジン  三菱 火星二三甲型
 空冷複列星型14気筒
 公称1800hp×1
全   高  3.88m
全   幅  10.85m
翼面積  20.00u 搭乗員数  1名
自   重  2490kg 総生産機数  約400機
最大重量  3210kg 武   装  主翼20mm機銃×4
 60kg爆弾×2
最高速度  616km/h(高度6000m)
上昇限度  11000m
航続距離  約1898km

2007年に作製した初の自作機である雷電二一型・・・結局は「自由に空を謳歌する」といった当初の目的は果たせず「いづれこの機体の意思を継いだ機体を・・・」となったわけですがかなり自作の壁と言うものにぶち当たり気分的には萎えておりました。
そうは思いながらも「いつかは雷電を!」と言う考えは消えていなかったようで・・・ペーパークラフトと言う違う世界のものにヒントを得た事で再び雷電を作製してみる気になりました。
2007年の雷電は気持ちが先行してしまい基礎も何もかも後回し(今もあまり変わっていないかな)でもう二度と作れない一品でしたが今回はできるだけ流行らず落ち着きを持って工業製品とはいかずとも同じものが何度も作製できるようにし、順序だてて雷電らしさを出す事を心がけたつもりです。私なりにですが・・・。

試行錯誤で完成した壱号機は色々とガマンをしたサッパリ仕様、そのぶん色々と試したかった機体だったのですが・・・うまく行かないもので、サッパリしすぎると愛着が不足し頑張りが足りなくなってしまうのかも知れませんね。

 
 

搭乗員ナシ、機銃にピトー管ナシとサッパリとしていますがシルエット的には雷電しています。これで空力的な事をもっと色々と試せたらよかったのですが・・・。
愛着が薄くなってしまう分せめて塗装をしてあげなければ!と思いつつ・・・でも暗緑色はちょっとこの機体にはそぐわない感じなので実機が試作機だった頃の上面オレンジ色にしてあげました。本来、下面は明灰白色なのですが銀の方がいかにも試作機っぽくていいかな?と思った次第です。

銀色の下面は飛んでいる時のコントラストとしては好きなんだよね〜。
ガマンの搭乗員ナシ!どうせ人が乗っていないならスモークにしてしまえ〜。
雷電は空冷エンジン機ですが同じ空冷でも零戦に比べて機首が長い分、重心が取りやすくバッテリー搭載は楽に行えます。 バッテリーハッチはスチレンのたわみを利用して板をひっかける仕組みでした。とりあえずな物で外れる心配もありましたが大丈夫でした・・・まぁ1FLTのみでしたので・・・。

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